Z世代が変えるマネー 株式投資、元手はポイント

9月14日のニュースです。

投資を始める若年層が増えている。

大学の投資サークルで株の勉強をする学生や、実際に株取引をする学生も多い。

2012年以降アベノミクスの効果もあり日経平均株価は上昇基調が続いていて、2021年には30年ぶりに3万円を超えた。

これらの流れを受けて、今の若年層はバブル崩壊やリーマン・ショック後の株安を経験した40代、50代とは対象的なマインドを持っている。

さらに、キャッシュレス決済でたまったポイントを活用するポイント投資も広がっている。ポイントを使って投資をするので、損をしても痛手を感じにくいという点が若者を後押ししている。

課題として挙げられるのは知識不足と資金力だ。

金融広報中央委員会が2022年に実施した金融リテラシー調査でも、18~29歳の金融リテラシー問題の正答率は全ての年齢の中で最も低かった。

また、日本株の最低売買数は100株となっているため、資金力のない若者が購入できる銘柄は少ない。新しい銘柄を購入する際は、保有銘柄を売却しなければならず、分散投資ができない。

課題は残すものの、”貯蓄から投資”の流れが徐々に作られている。

これからは労働で稼いだお金を保管しておくのではなく、運用して更に増やしていくという意識が必要だ。

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スマキャン編集チーム

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